●2013年3月20日ワークショップ 足立区生物園 生き物の動きデッサンワークショップ

皆さん、お久しぶりです。。今回はだいぶたってからのご報告となってしまい、申し訳ありません。3月20日に足立区生物園でワークショップを行ってきました。足立区生物園とのコラボレーションは、昨年の足立区地球環境フェア、本年1月の足立区生物園でのワークショップに続き、今回で3度目となります。
足立区生物園は、住宅地の中にあるとは思えないほどたくさんの種類の動植物や昆虫、魚と触れ合うことのできる場所です。世界で一番小さな馬“ミゼットホース”やカンガルーを見ることもでき、チョウの大温室では毎日羽化したてのチョウを温室に放すという貴重な体験も用意されています。小規模ながらも、たくさんの生物と触れ合える生物園です。足立区生物園は、地域住民の方に愛される憩いの場ともなっていますが、設備改修のために8月26日から2014年3月31日までの期間を休園することが決まっています。再開園は2014年4月1日予定となっています。


さて、本題です。今回のワークショップでは、足立区生物園のスタッフにもご協力いただき、生物園内の様々な生き物の歩き方(動き)を観察して理解し、その動きをビスケットでアニメーション化してみるプログラムを行いました。


まず最初に、スタッフの荒牧さんより生き物の「足」クイズを出してもらいました。生物の足のイラストをみて、その生き物を創造していきます。足のカタチには、その生き物がどんな動きをするのかのヒントがたくさんつまっているのです。

 

 

その後、2足歩行代表!のヒトの歩き方をスタッフが実演。その動き方をおはじきを使って理解したうえで、ビスケットでのデッサン方法を学びます。2足歩行が分かったところで、次は4足の生き物の観察を行いました。今回は、ヒキガエル、クサガメの動きを観察しました。観察中はカエルやカメの歩き方をカラダで真似してみる子も。歩き方を真似るのを恥ずかしがるかな?と思っていたらなんのその、子供たちは早速カエルとカメの動き方が違いに気づいて、四苦八苦しながらもそれぞれの動きを真似ていました。その後は、再びおはじきを使って動かしながら考え、それらをアニメーションにしていきました。
次は、外に出てミゼットホースの観察です。なかなか見る機会のないミゼットホースには、子供も大人も大興奮!カエルやカメは簡単に真似していた子も馬の動きは複雑でみんな真剣に観察していました。歩いてる姿のほかに、特別に飼育係の方にお願いして、走っている姿も見せてもらいました。足の運び方が歩いている時と走っている時では違うこともしっかり観察。
生き物の歩き方の観察の後は、いよいよビスケットでのスケッチです。みんな、観察シートに頑張って描いた結果を上手くビスケットで動かせるでしょうか?

 

 

 

 

実は、今回の観察シートはマーブルメンバーでもどのようなものにするか、かなり悩んでいました。観察シートに描いたそのままの足跡をビスケットに描けるようにと工夫をしたのですが、これがなかなか難しかったのです。動物が4本の足をどのような順番で前に動かして歩いていくのか・・・という歩いていく足の順番の表現を一場面一場面をコマで表していくビスケット風の表現のシートにするのには、とても苦労させられました。
みんな上手く描けているかな・・・?とドキドキしながら観察シートを見せてもらうと、子供たちの観察力と表現力にすっかり驚かされました!!子供たちはきちんと自分で工夫して、歩く順番を分かりやすく描いていたのです。動かす順番どおりに①、②、③と番号をふる子、ひとつひとつの足跡の動く流れを矢印で追っている子がいて、大人でさえ頭がこんがらがってしまう4本足の動物の歩き方をみんなきちんと理解していたのです。

 

 

 

ビスケットの操作方法を教わった後は、いよいよ観察してきた動物の足跡をビスケットを使って動かします。動物の足跡のスケッチは、実はビスケットでも初の試み!今までにないビスケットの世界が広がります。足跡を描いただけでは物足りない子は、動物のカラダもあわせて、観察したとおりの足の運びでビスケットに描いていました!本物そっくりの動きで歩く動物に、生物園スタッフもマーブルメンバーも感動しきりでした。

 

 

 

他にも、生物園のご協力でワークショップを実施した部屋にカメやカエルのほかに砂ねずみやハムスター、アカハライモリも用意してもらって観察したり、生物園内の他の動物を観察しに行ったりとみんな時間ギリギリまで描き続けていました。子どもたちは今まで知らなかったいろいろな動物の歩き方に興味を持ってくれたようで、私たちもうれしい限りでした。


最後にみんなで描いた生物の足跡&歩き方の発表会を行って終了!

ご参加いただいた皆さん、多大なご協力をいただいた足立区生物園の皆さん、本当に有難うございました!!

 

文責:三代川

 

 

 

P.S.今回は、足跡をビスケットでスケッチするというなかなか難しいWSの初の試みだったこともあって、マーブルスタッフもどのような結果になるかドキドキしっぱなしでしたが、嬉しいことに子供たちの創造力、表現力にすっかり驚かされる結果になりました。こちらが想定する年齢の枠もいざ実施してみると不要でした。コドモの力を見せつけられました!そして子供たちの自由な発想力に刺激された結果、ワークショップ終了後には、今後のWSについて打ち合わせが続くことに・・・・。遅くまで部屋をお貸し出しいただいた足立区生物園さん、本当に有難うございました!